

「宇宙、キターッ!!」
今回紹介するのは「仮面ライダーフォーゼ」です。中島かずき先生と三条陸先生らがタッグを組んだ、13人目の平成仮面ライダーにして仮面ライダー生誕40周年記念作品。今年で放送15周年を迎えます。
「宇宙。無限のコズミックエナジーを秘めた神秘の世界…。若者たちはアストロスイッチでその扉を開き、未来を創る!Space on your hand!その手で、未来を掴め!」
「天ノ川学園高校」に突如やって来たリーゼントの転校生「如月弦太朗」。
制服も天高指定のブレザーではなく、学ランを着た変わり者。
夢は学園全員と友達になる事。
転校初日、謎の怪人「ゾディアーツ」と遭遇した弦太朗は幼馴染の「城島ユウキ」から託された「フォーゼドライバー」で「仮面ライダーフォーゼ」に変身。
以降、ユウキや「歌星賢吾」らと協力して「仮面ライダー部」を結成。
学園の平和を乱すゾディアアーツとの戦いを繰り広げます。
「仮面ライダーフォーゼ、タイマン張らせてもらうぜ!」
フォーゼは仮面ライダーとしては初の学園を舞台とした仮面ライダー。
人類史上初、三年三ヶ月の月面滞在から単独帰還した元宇宙飛行士「我望光明」が設立した宇宙開発関連を学ぶ事ができる学園で、学園祭や京都への修学旅行、卒業式などの色んな学校行事を取り扱いながら弦太朗たちは青春を謳歌しながら、ゾディアーツと戦っていく事になります。
フォーゼにはミステリー物の側面もあって、ゾディアーツの正体が想像していたものと違って、意外な人物だったりと視聴者の想像を裏切ってくれる作風でもあります。
賢吾の父親は無限の宇宙エネルギー「コズミックエナジー」を研究する科学者で志半ばで死んでしまいました。
賢吾は亡き父から「アストロスイッチ」と「フォーゼシステム」を受け継ぎ、コズミックエナジーを悪用する敵の存在を知って戦う使命を悟り、その戦いに高校生活を費やしていきます。
そんな賢吾たちに協力するために弦太朗が提案したのが仮面ライダー部。
最初は弦太朗、ユウキ、賢吾の三人なのですが、チアリーディング部のチアリーダーにして弦太朗たちの上級生、「クイーン」のあだ名を持つ風城財閥の令嬢「風城美羽」。
同じく上級生のアメフト部主将の「キング」のあだ名を持つ「大文字隼人」。
下級生の無口で根暗のゴシック風なオカルト少女「野座間友子」。
同じく下級生の学園一の情報通、本名・神宮海蔵こと、「JK(ジェイク)」と続々と入部していきます。
弦太朗以外は仮面ライダーになる事はできないものの、メンバーそれぞれが持っている強力な長所を活かして仮面ライダーフォーゼをサポートしてくれる頼もしい部員仲間たちです。
ゾディアーツとはコズミックエナジーを物質化させる事ができる「ゾディアーツスイッチ」によって人間が変身した異形の存在。
ゾディアーツと化す事で肉体を強靭な肉体に進化させる事ができるのですが、副作用としてその変身者の憎悪や欲望が次第にコントロールできなくなって暴走したり、ゾディアーツじゃなくなった後も中毒性が残ったりと危険な怪人でもあります。
ゾディアーツにはそれぞれ独自の星座「スター・ライン」が刻印されていて、星座ごとに全く違った能力を備えていて個性があります。
中でも黄道十二星座を宿した十二体は「ホロスコープス」と呼ばれ、ゾディアーツのトップに君臨しています。
作中だと星座は全て揃ってはおらず、我望理事長たちは生徒たちをゾディアーツにさせながら、残りのホロスコープスを捜していきます。
フォーゼの敵である我望理事長はフォーゼという学園を舞台にした作品独特の考え方を持っている敵で、ホロスコープスの頂点として生徒たちをゾディアーツに変えていく悪の側面を持ちながら、教育者・学園の設立者としての生徒たちの成長を楽しみにしている側面も残っていて、捨てきれてない部分があるんですね。
なので、弦太朗たちを苦しめるような事をしておきながら、わざとチャンスを与えるような事をして、生徒たちが与えられた小さなチャンスでどうやってこの逆境を乗り越えていくのかを見てみたい、と期待してしまっているところがあるんですね。
それを意識して見ると劇場版などでも理事長はこういった行動を取っているのがわかります。
学園もののフォーゼだからこそ、できる敵の描き方だと思いますね。
弦太朗は底抜けに明るい友達思いの熱血漢。リーゼントに短ラン、ボンタンと古式ゆかしい不良少年ルックの青年で見た目通り勉強は大の苦手。
「青春」をかなり意識した人物でよく彼なりの哲学を取り入れた青春名言を口にします。
友達の事になるとお節介な程に我を忘れて突っ走るところがあり、周囲の者は最初は迷惑がるのですが、気が付くと弦太朗のペースに巻き込まれてしまっています。
この学校の人全員と友達になる!と言うだけの事はあり、弦太朗は不思議と人を惹きつけるコミュ力の高さや、人柄の良さを持ち合わせています。
「朔田流星」は名門「昴星高校」の二年生で「星心大輪拳」の達人。その正体は「仮面ライダーメテオ」。「お前らの運命(さだめ)は俺が決める」が口癖。
「反ゾディアーツ同盟」のスパイとして天ノ川高校に交換編入という形でフォーゼである弦太朗たちの動向を探っていました。
弦太朗とは逆で仮面ライダーである事は隠しており、初期の頃は「誰かの正義は誰かの悪。お前たちの正義と俺の正義が同じだとは限らない」と主張しており、仮面ライダー部とは協力せずにゾディアーツと戦っていきます。
最初はとげっちい仮面ライダーですが、仮面ライダー部の友子からは好かれており、次第に仲良くなっていきます。
青春スイッチ、オン!気になった方は是非見てみて下さい。それでは!