星川レオの作品研究・紹介室

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ロックマン

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 今回紹介するのは「ロックマン」です。ファミコンソフトで発売され、その後も多くのハードで発売されていった原点となるロックマン。2027年に新作が出て復活するという事でご紹介。

 

 200X年。人間とロボットは共に平和に暮らしていました。しかし、ロボットたちが突然暴れ出してしまいました。

 悪の天才科学者「Dr.ワイリー」の世界征服が始まったのです。

 ロボット工学の第一人者「ライト博士」は平和を乱すDr.ワイリーに対抗するため、あるロボットを送り出しました。

 それは家庭用ロボットとして造られた「ロック」を改。した「ロックマン」。

 Dr.ワイリーの進攻を食い止めるためには彼の操るロボット軍団と戦わなければなりません。平和な世界を取り戻すために行け、ロックマン

 

 ロックマンは1987年に発売されたシンプルな2Dスクロールアクションゲーム。ボスが待つ部屋までに配置されている敵をロックバスターで倒し、障害物をジャンプで避けて進んで行くゲーム。

 HPを0にされるか、底なしの場所に落下するなどで死亡扱いとなり、残機であるロックマンの顔が0になってしまった場合はゲームオーバーとなってしまいます。

 ロックマンはバスターだけではなく、ボスを倒すとそのボスの特徴である武器を手に入れる事ができ、自分の身体の色を変える事で使う事ができます。

 実はロックマンがしゃがむ、というアクションも用意されていたのですが、スタッフたちはシンプルな操作性で奥深いものにしたいと考えていました。

 ファミコンのキャラグラフィックだとジャンプでしか避けられない弾の高さと、しゃがんでかわす高さと二つあってはプレイヤーは判断できない。なら、どちらかにした方がいい、という判断がされてしゃがみは没にし、ジャンプのシステムを研ぎ澄ませていったようです。

 後のロックマンX5ではグラフィックが上がったプレイステーションになったのでしゃがみシステムが採用されました。

 

 シリーズ一作目のボスは「ライトナンバーズ」と呼ばれるボスたち。後にボスは8体が基本になるのですが、この頃は6体でした。

 メンバーは

 森林開発用の伐採ロボットの「カットマン」。

 土木作業用の怪力ロボットの「ガッツマン」。

 寒冷地作業・探査用ロボットの「アイスマン」。

 爆弾で岩盤などの行き止まりを破壊する土地開拓ロボットの「ボンバーマン」。

 7000~8000度の炎を放てる廃棄物処理用ロボットの「ファイヤーマン」。

 原子力エネルギーの電圧制御作業用ロボットの「エレキマン」。

 彼らはライト博士が作った工業用ロボットたちでロックとは兄弟関係にあります。

 ロックマンは戦闘用ロボットとなった途端、兄弟たちにロックバスターの銃口を向けなければならないというつらい事になる訳ですね。

 この6体のロボットたちはデザイナー的にはボスデザインの、Dr.ワイリー的にはロボットを造る際の基本となる6体となっています。

 Dr.ワイリーはライト博士が造ったロボットたちを洗脳したと同時に設計図もコピーしたという訳です。しかも工業用ロボットではなく、戦闘用ロボットとして造っていく訳ですね。

 

 ロックは元々はライト博士が造ったお手伝いロボット。

 ゲームには出て来ないのですが、ロックマンの妹である「ロール」もこの時点で開発されていました。

 しかし、突然暴れ出したロックの兄弟たち。ロックはライト博士に自ら戦闘用に改造して欲しいと志願します。

 ライト博士はロックには平和なロボットのままでいて欲しいと最初は反対するのですが、ロックの強い意志に根負けして戦闘用ロボットに改造し、ロックマンとなります。

 ロックマンは世界観、登場人物などの設定が用意されてはいたのですが、ファミコンの容量や表現力ではそれを再現するのには限界がありました。ユーザーに伝えられるのはエンディング映像くらいで頭をひねらないとやりたいと思った事ができない訳です。

 そこでボスたちの動きなどにゲーム性を高める工夫を凝らしたりと少しでもロックマンの世界観を表現できるように努力を重ねていたようです。

 

 ロックマンはここから始まった。気になった方は是非プレイしてみて下さい。それでは!