
今回紹介するのは「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」です。ウルトラマンゼロ登場作としては二作目の劇場公開作品です。
前作はこちら
ウルトラマンベリアルとの戦いからしばらく経ったある日。突如、光の国に「ベリアル軍」の時空揚陸舟艇「デルスト」が襲来。ダークロプスゼロの量産型「ダークロプス」3体がゼロを襲って来ますが、ウルトラセブンと協力して撃退します。
ウルトラマン80たちが残骸を回収して分析すると、光の国が存在する宇宙には存在しない物質で構成されていて、それから発せられる波動で今もマイナスエネルギーを別の宇宙へと送っている事が判明。ゼロはそれらの原因の調査を自ら志願します。
セブンから万能武器「ウルトラゼロブレスレット」を授けられたゼロはセブンたちに見送られて、未知の宇宙へと旅立ちます。
到着した先はゼロに倒されたはずのベリアルが銀河皇帝「カイザーベリアル」として君臨する「ベリアル銀河帝国」が暴虐の限りを尽くす、異世界宇宙「アナザースペース」でした。
惑星「アヌー」で帝国機兵「レギオノイド」の大軍から人々を守ろうとして瀕死の重傷を負った青年「ラン」と同化したゼロは、その弟の「ナオ」、惑星「エスメラルダ」の王女「エメラナ」、意思を持つ宇宙船で変形してロボットにもなる「ジャンボット」と共にベリアルを倒すため、その鍵を握ると言われる「バラージの盾」を探す旅に出ます。
今までゼロが出ている作品はウルトラ銀河伝説名称でしたが、今作から正式にタイトルがウルトラマンゼロになりました。今作はウルトラマン列伝系統の作品の中でもかなり再放送頻度が高いので見る機会は多いです。
グレンファイヤーやミラーナイト、ジャンボットなどらが初登場し、ウルティメイトフォースゼロが初結成されたり、ゼロが今後もずっと使っていく新たな能力を得たりと重要な位置の作品となっています。
ゼロが初めて人間と同化する事になった青年ラン。彼の元の人格の方は初登場と回想などでしか出ないので作中はほとんどゼロとして振る舞っています。
ゼロはブレスレットの力では三回しか変身する事ができず、アヌーでは三分間しかウルトラマンの姿になれないため、苦戦を強いられます。
弟のナオは元気ハツラツな、行動力のある勇気ある少年。最初はランがゼロと同化したと言われても半信半疑でしたが、目の前でゼロの変身を見てからは理解してくれて、仲良くなっていきます。
ナオは後に「ウルトラマンジード」の主人公「朝倉リク」となる濱田龍臣君が子供の頃に演じていたキャラクターで、ジードの主演になった際は龍臣君はベリアルと縁があるな、と当時話題になりました。
後のジードの映画でもリクとナオは別人なのですが、ジャンボットとはちょっとしたファンサービスが用意されています。
ゼロたちがバラージの盾を探す際に出会う事になる炎の海賊の用心棒グレンファイヤーと鏡の星出身の鏡の勇者ミラーナイト。グレンファイヤーをゼロと力比べを、ミラーナイトはゼロに助けられて恩ができたりと色んな形でゼロへの関心を強めていきます。
ウルティメイトフォースゼロは元ネタがかなり多く存在するチームです。
グレンファイヤーは「ファイヤーマン」、ミラーナイトは「ミラーマン」、ジャンボットは「ジャンボーグA」とウルトラマン以外の円谷ヒーローたちが元ネタとなっています。
更に「SDガンダムフォース」と監督が同じため、そちらのメンバーの要素も含まれています。
グレンファイヤーは「爆熱丸」。爆熱丸の元ネタは「機動武闘伝Gガンダム」の「シャイニングガンダム」のため、主人公「ドモン・カッシュ」の声優と同じ関智一さん。
ミラーナイトは「翼の騎士ゼロ」。ゼロの元ネタは「新機動戦士ガンダムW」の「ウイングガンダムゼロ」のため、主人公「ヒイロ・ユイ」の声優の緑川光さん。
ジャンボットは「キャプテンガンダム」。キャプテンガンダムは元ネタとは関係ないのですが、声優は同じ神谷浩史さんとなっています。
大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説のラストで生きている事をほのめかされていたウルトラマンベリアル。彼の驚くべきところは短期間で人員を集め、兵器を作り出し、帝国をまとめ上げて惑星一つをあっという間に侵略してしまうまでの悪のカリスマ性の高さです。果たして、この巨悪に対して圧倒的不利な状況で戦う事になるゼロがどうやって打倒するかが今作の見所です。
再びゼロの前に現れたベリアル。果たして、ゼロはベリアルの野望を止める事ができるのか?気になった方は前シリーズと続けて見てみて下さい。それでは!