
今回紹介するのは「ロックマンゼロ」です。インティ・クリエイツが制作し、ゲームボーイアドバンス専用ソフトとして発売された、ゼロから始まる衝撃の新シリーズです。
かつて「Σウイルス」が発端となり、やがて世界規模の戦渦へと拡大していった「イレギュラー戦争」。永遠に続くかに思えたイレギュラー戦争は青き英雄「ロックマンX」の活躍により終結。
人々は理想郷「ネオ・アルカディア」を築き、平和を取り戻していたかのように見えました。しかし、それはレプリロイドのイレギュラー化を恐れる政府が無実のレプリロイドまでも大量に処分して得た偽りの平和でした。
元科学者の「シエル」は無実のレプリロイドを逮捕し、イレギュラーとして処分している人間政府のやり方に重く見て、レジスタンスを結成し、リーダーを努めます。イレギュラーの汚名を着せられたレプリロイド達をレジスタンスに率いれる中、遂に彼女達にも政府の魔の手が迫ります。追い詰められたシエル達は遥か昔に封印されたと言われるもう一人の英雄「ゼロ」の眠っている遺跡を目指します。
しかし、目指している最中に敵に見つかり、仲間が犠牲となっていく中、シエルは何とかゼロを発見。「サイバーエルフ」の力を使ってゼロを復活させます。
「俺を目覚めさせて、どうしようって言うんだ…?」
ロックマンXの人気キャラのゼロを主人公としたシリーズ、それがロックマンゼロです。歴代ロックマンシリーズの中でもダークヒーローの側面を強く描いた作風となっているのが特徴です。
ロックマンXとは話が繋がってはいるのですが、Xから分岐した世界という扱いになっています。
別作品の「ロックマンX5」や「ロックマンX6」にはエンディングが複数あって、ロックマンゼロに繋がるような終わり方をするエンディングがあったりします。
今作は従来のロックマン通りにステージセレクトではあるのですが、最初から全て表示されている訳ではなく、レジスタンスベースという自由に行き来できる場所にいるシエルからの依頼という形で、ミッションをクリアしていく度に新たなステージが表示されていきます。他にもミッションの進行度によってイベントも発生します。
今作のゼロは四つの武器があって、ゼットセイバーはもちろん、バスターショット、トリプルロッド、シールドブーメランがあります。
更に武器に「エレメント」を付与する事ができ、炎・氷・雷攻撃をする事ができます。今作はボスから武器チップを奪う形式ではないため、この属性攻撃でボスキャラの弱点をつく事ができます。
更にゼロはサイバーエルフの力も使う事ができます。回復のナース系、戦闘のアニマル系、地形・時間のハッカー系の3種類いて、それぞれゼロを強化する能力を持っています。が、一回使うとサイバーエルフは死んでしまうので注意が必要です。後、ステージ攻略中に使うとステージクリアランクがガタ落ちするのも気をつけないといけません。
筆者はエリクサー勿体なくて使わないタイプのため、ゼロの体力関係のサイバーエルフは使いましたが、他は使いませんでしたね。
ゼロはシエルのサイバーエルフ「パッシィ」に命を吹き込まれて復活した100年前の伝説の英雄。目覚めた際は記憶喪失になっており、つい「俺がもしゼロじゃなかったらどうする?」とシエルに聞いてしまいます。性格は無口で冷静、素っ気ないように見えて意外に仲間思いな所もあるレプリロイドです。
本作のヒロイン、シエルは穏やかで優しい性格の持ち主ですが、レジスタンスのリーダーを務める程の芯の強さを持ち、科学力にも秀でた今作唯一の人間の14歳の少女です。しっかり者でリーダーとして周りには弱いところを見せませんが、到底個人が背負えるものではない責任や罪に悩み苦しむ事もあります。ゼロと出会った事で彼女の悩みを軽減し、頼もしいゼロへの憧れは次第に好意へと変わっていきます。
ネオ・アルカディアを統治するのはゼロのかつての友「ロックマンエックス」。人間の理想郷を作り出した正義の象徴だった彼ですが、今はその面影はなく、レプリロイドたちから見れば彼は悪の権化として恐れられています。彼はレジスタンスの反乱活動を鎮圧するために各地から召集した四天王「ハルピュイア」「レヴィアタン」「ファーブニル」「ファントム」を率いてレジスタンスベース強襲計画を発動します。一体エックスに何が起こったのか?それは物語を進めていく内に判明します。
果たしてゼロとエックスの戦いの行方は?気になった方は是非プレイしてみて下さい。それでは!