
今回紹介するのは「ウルトラマン Fighting Evolution3」です。プレイステーション2専用ソフトとして発売されたウルトラマンの格闘アクションゲームです。
今作は初代からコスモスまでのウルトラマンを操作できる格闘ゲーム(尚、グレート、パワード、ゼアス、ネオス、セブン21は不在)。
各ウルトラマンのタイプチェンジも網羅していて、怪獣もバルタン星人やゼットンなどの人気怪獣は抑えてあります。
BGMも歴代ウルトラマンのアレンジされたオープニングテーマのBGMが掛かるので盛り上がる事ができます。今では版権的にかけるのが難しいV6の「Take Me Higher」も収録されています。ただ、ガイアだけ何故かオープニングテーマが未収録です。
今作は原作と似たような戦い方ができるバトルシステムでまず、ライフが二つあります。
通常攻撃で減るライフと、通常攻撃を受けて溜まっていく「ふらふらゲージ」です。
ふらふらゲージが溜まって相手がふらついたタイミングで相手に「ふっとばし攻撃」を当てた後、それぞれタイミングに合った必殺技を放つ事ができ、素早くボタンを押せば必殺技が発動して大ダメージを与えられる、というシステムです。
通常攻撃だけじゃ相手のライフを0にする事はできず、必ず必殺技でとどめを刺さないと勝ちにはなりません。
筆者は最初のプレイの内はなかなか慣れずに苦戦していたのですが、ウルトラマンレオが格闘戦がメインだったので使いやすく、レオでプレイングを練習していました。
ストーリーモードである「ウルトラモード」は原作の戦いを追体験できるモード。
原作再現をするとプレイ評価に得点がつきます。更にIf展開を行うとプレイ評価に特別欄が表示されて隠しキャラや隠しステージ、新たな技を入手する事ができます。
If展開というのはウルトラマンがゼットンに負けた後、ゾフィーが代わりに戦ったりとか。
暴君怪獣タイラント相手にタロウが戦う前に他のウルトラ兄弟が倒してしまったりとか。
ウルトラ兄弟たちに強さを見せつけるためだけに用意したエースロボットがエースキラーに勝ってしまう「強すぎたエースロボット」などなど、面白いミッションが多数用意されています。
必殺技の種類もかなり多く、ウルトラ水流などのレア技や、たった1話しか使っていないレオヌンチャクなどマイナーな技まで収録されていて、バトル的にはカスタマイズ性があると同時に、いつでもウルトラマンの技が見られるというコレクション要素もあります。
今作初登場のコスモスがルナタイプだと一切パンチとキックができず、カウンター技しかなかったり、かといって殴り蹴りが解放されるエクリプスモードになったら何もしてなくてもふらふらゲージが自動的に溜まっていってしまうというかなり使いにくいウルトラマンとなっています。せめて張り手くらいは欲しかったなぁ、としみじみ。
隠しキャラクターのウルトラマンレジェンドも出せたと思って次にPS2の電源を入れたらいなくなってるのはバグではなく、仕様でレジェンドはセーブ不可となっています。ちょっと扱いが残念でした。
ウルトラマンの格闘ゲーム、というかウルトラマンのゲーム自体が何故かあまり発売されないんですよね。ニュージェネレーションウルトラマンまで網羅した格闘ゲームが望まれます。本作も良作なので気になった方は是非プレイしてみて下さい。それでは!