
今回紹介するのは「月姫-A piece of blue glass moon-」です。Nintendo switchとPlayStation4にて発売された、長らく入手困難だったPCゲーム「月姫」のリメイク作品です。本作はノベルゲームのため、シナリオの深い部分にはあまり触れずに見どころをご紹介。
幼い頃、事故によって大怪我を負った少年「遠野志貴」。彼は追いやられるように遠縁に預けられ、穏やかな日常を送っていました。ある日、彼の元に父「槙久」の訃報が届きます。
実家に呼び戻された彼を待っていたものは父から当主の座を受け継いだ妹の「秋葉」。そして、二人のメイド「琥珀」と「翡翠」でした。
新たに始まる遠野家の長男としての生活。古くからの因習を受け継ぐ一族。
自分とは釣り合わない豪邸での暮らし。ですが、それはどこか不穏な気配を漂わせていました。
過去の風景に記憶の断片を呼び起こされる中、遠野志貴はヒトのカタチをした生き物とすれ違い―
今作、何とCEROがZ指定となっております。グロ寄りの方の指定となっているので注意が必要です。
また、本体保存メモリーの空き容量が23GBないといけないのでそこも気をつけないとそもそもプレイできません。
今作は複数ルートがあって、「アルクェイドルート」と「シエルルート」があります。大きく分けるとその二つなのですが、シエルルートはトゥルーエンドとグッドエンドの二種類あったり、deadエンドがあったりと細かく言うと分岐エンドが豊富にあります。
オプションにチャートがあって、一度見たシナリオは見返したかったらいつでも見られるのでセーブデータをいくつも残す必要はありません。
主人公、遠野志貴は高校二年生の優しい少年。幼い頃の怪我による後遺症で慢性的貧血持ちであるため、普段体調を崩す事が多い少年です。
また、彼は「モノの死」を見る事のできる「直死の魔眼」を持っています。裸眼だと常にモノにたくさんの線が見えて、その線をナイフなどでなぞると例えコンクリートだろうと容易く切断する事ができます。
幼少期に彼はこの能力に困っていたのですが、ある人物に「魔眼殺しの眼鏡」をもらい、これによってモノの線が見えなくなるため、普段はこの眼鏡をかけて過ごしています。
本作のメインヒロインで吸血鬼らしくない吸血鬼、「アルクェイド・ブリュンスタッド」。
陽気で能動的、細かい事は気にしないお気楽な性格の持ち主です。吸血鬼絡みの知識は豊富ではあるものの、社会的な知識はなくて、世間知らずな所があるというアンバランスな性格の持ち主でもあります。
彼女が志貴を好きになるきっかけは数多ある作品の中で未だに唯一無二なものだと思われます。
志貴は彼女と出会って、朝は学校に行き、夜はアルクと一緒に吸血鬼捜しに出掛ける事になります。
ほぼ毎晩、アルクと一緒に夜に出歩いて色んな経験をできるのがアルクルートの楽しいところとなっています。
もう一人のヒロイン、「シエル先輩」。表向きは志貴の通う高校の先輩で、裏の顔は聖堂教会の代行者。
伊達眼鏡がよく似合い、穏やかで大人しく、世話好きなお姉さんキャラです。
世の中には罪を犯さない人間はおらず、そこからは罪を償える人と償えない人に分かれるんだよ、という考え方を話したりと聖職者として、先輩として志貴に学びを教えてくれる人でもあります。
今作最初の敵である吸血鬼「ヴローヴ・アルハンゲリ」。彼は「死徒二十七祖」という特別な吸血鬼の一人です。
旧作だと「ネロ・カオス」という別の二十七素の吸血鬼だったのですが、今作だと彼に変わっていて、旧作との違いを一番象徴しているキャラでもあります。
彼は俗にいうと「ふっふっふっ、奴は我らの中でも最弱…」ポジションのキャラなのですが、それにしてはかなり強く、強敵に描かれているのでそこが魅力となっています。
今作は前編に当たる作品で、まだ後編の「-The other side of red garden-」が発売されていない状態です。
シナリオライターの奈須きのこさんは「Fate/grand order」や「魔法使いの夜」のシナリオも担当しているので多忙の身で難しくはありますが、続編の発売が待ち望まれる状態ですね。
志貴と月姫の物語。気になった方は是非プレイしてみて下さい。それでは!