
今回紹介するのは「namco X CAPCOM」です。プレイステーション2専用ソフトで発売され、namcoとCAPCOMの多くのヒーローたちが集うクロスオーバーシミュレーションRPGで今年で20周年を迎えます。
10年前、渋谷で2つの組織が争っていました。「ゆらぎ」と呼ばれる空間の歪みを起こし、異世界を繋ごうとした「逢魔」と、それを阻止しようとした政府の特務機関「森羅」の戦いは、「森羅」が「ゆらぎ」の出現を阻止した事によって幕を閉じました。それから10年後、「ゆらぎ」は再び発生し、世界を蝕んでいました。交わるはずのない異世界同士が連結し、そして過去に撃破、封印されたはずの悪役たちが次々と復活します。「森羅」のエージェントである「有栖零児」と「小牟(シャオムウ)」は「ゆらぎ」の真相を追うため、様々な異世界を冒険します。
今作は五つの異世界「物質界」「幻想界」「魍魎界」「魔界」「神界」を舞台に戦います。物質界は現代と超未来と二つに分かれています。参戦作品を紹介がてら書くと
物質界(現代):「有栖零児&小牟」「ベラボーマン」「鉄拳」「ワンダーモモ」「ガンサバイバー4」「ストリートファイター」「ディノクライシス」「ファイナルファイト」「燃えろ!ジャスティス学園」
物質界(近未来):「ゼノサーガ」「ディグダグ」「バーニングフォース」「バラデューク」「キャプテンコマンドー」「ストライダー飛竜」「ロストワールド」「ロックマンDASH」
幻想界:「風のクロノア」「テイルズ オブ デスティニー」「ドルアーガの塔 イシターの復活」「ワルキューレの冒険 」
天界:「ドルアーガの塔のイシター神殿」、「クロノアの天空寺院」
となっております。
バトルは自分のターンに技を放つためのアクティブポイントを消費し、十字カーソルを使って各種の技ボタンを押し、様々な技を屈指してなるべく敵を地面に落とさないようにコンボを決めます。条件が揃えば必殺技を放つ事も可能です。
相手ターンには敵の出した技にカーソル指示が表示されるのでその通りに押せばダメージを軽減。カウンタースキルを使って攻撃自体をキャンセルする事もできます。
敵は硬い上に数も多く、増援もあるため、一面をクリアするのにかなり時間が掛かるのでそこは注意が必要です。
ユニットはソロユニットとタッグユニットがあり、タッグユニットは同作品で組むユニットもいれば、他作品同士で組んでいるユニットもいて様々です。最初から強いユニットもいますし、最初は使いづらくても後に強力な技を覚える大器晩成型のユニットもいて様々です。
ファイナルファイトの「ガイ」とキャプテンコマンドーの「翔」のコンビは翔の「スモークボム!ほあーっ!」が強過ぎてガイが立っているだけ、と調整が甘いユニットも中にはいます。
ロックマンDASHのロールちゃんのような原作では非戦闘員のキャラも戦いに参加するので貴重な光景を見る事もできます。
シナリオもここぞという時にパートボイスが発生するため、作品の垣根を越えたクロスオーバーも盛り上がるように作られています。おかげで原作を知らなくても気になるような吸引力が本作にはありますね。筆者もこの作品のおかげでテイルズやナムコミュージアムなどに興味を持ってプレイするに至りました。
書く方は色んな作品の知識を要求されて大変ですが、こういった商品展開が終わってしまった作品、または知名度が低い作品に再び光を与えられる機会が作れる、というのがクロスオーバー作品の良いところで筆者は好きですね。
NAMCO×CAPCOM自体はこの一作で終わりますが、タイトルを変えて有栖零児と小牟の戦いは続いていきます(ゼノサーガのCOS-MOSも)。気になった方は是非プレイしてみて下さい。それでは!