星川レオの作品研究・紹介室

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マクロス7

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 今回紹介するのは「マクロス7」です。マクロス愛・おぼえていますか)、マクロスII、マクロスプラスの次に作られたマクロスシリーズの一つです。

 

 西暦2045年、新マクロス級7番艦「マクロス7」を中核とする第37次超長距離移民船団は移民惑星を求め、銀河を旅していました。マクロス7は正体不明の敵「バロータ軍」の奇襲を受けていました。彼らに「スピリチア」と呼ばれる生命エネルギーを奪われた兵士や市民は「生きる気力」とも言うべきものを失ってしまい、最悪、生命活動にまで影響が出る程の恐るべき存在でした。ある日、マクロス7内でライブをやっていた「ファイアーボンバー」のボーカリスト熱気バサラ」はライブ中に突然、ドームから離れ、「ファイアーバルキリー」に乗ってダイヤモンドフォースの「ガムリン木崎」らやバロータ軍に「俺の歌を聞けぇっ!」と戦場で歌い始めます。ガムリンはバサラに不快感を抱き、同じファイアーボンバー仲間である「ミレーヌ」やファンたちもバサラの行為が理解できませんでした。ですが、このバサラの行動が後に戦術的にも新たなライブの可能性的にも革命を起こす事になるとはこの時は誰も思いませんでした。

 

 新しい事をやるという事に、色んな障害や周りからの非難は付き物です。バサラにもその問題は当然襲い掛かり、本作はバサラが苦悩する展開が多く描写されています。

 バンド仲間のレイがバサラのファイアーバルキリーにミサイルを念のために装備するのですが、バサラは仲間を守らないといけない状況になった際につい撃ってしまいまって、信念を曲げてしまった事に後悔します。何で俺の歌を聞かないんだ、と叫んで撃ってしまった事もありました。ですがその時、バサラの戦場での行為が気に入らなかったはずのガムリンが「お前は歌うんじゃなかったのかっ!?」と叱咤してくれます。バサラと関わった事でバサラの人柄がわかり、ガムリンの考え方に変化が起きたのです。

 ストーリーが進む毎にバサラの行動は徐々にマクロス7内の市民たちに受け入れられ、バンド仲間のミレーヌたちも最初は戦術的な意味でサウンドバルキリーに乗りますが、理解を示してくれるようになります。

 例えどんな苦難が襲ってきたとしても貫けば誠になる、という事をバサラからは学べて、その姿勢は見習いたいものがありますね。

 

 マクロスといえば三角関係で本作はバサラ、ミレーヌ、ガムリンがその関係に当てはまるのですが、この三人はあまりドロドロしないので見ていて安心感がありましたね。バサラとガムリンでミレーヌを取り合ったりもだし抜いたりもしないですし、ガムリンは真面目な人物でバサラに嫉妬したとしても、わざわざミレーヌにその事を伝えたりもする真っ直ぐな人物で好感を持てましたね。

 ドロドロした三角関係も出し抜いた側が抱く罪悪感とか、どう償うか、どうフォロー・調理するのか、という楽しみ方があって楽しめるのですが、あんまりドロドロしない三角関係も単純に見ていて気持ちがいいですし、筆者は好きですね。

 

 マクロスの中でも異色の作品と言われる今作。他にも「ダイナマイト7」や劇場版の「銀河がオレを呼んでいる!」もあるのでその内紹介しようと思っています。興味を持たれた方は是非見てみて下さい。それでは!