星川レオの作品研究・紹介室

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仮面ライダーX

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 今回紹介するのは「仮面ライダーX」です。五人目の昭和仮面ライダーでもあり、昭和仮面ライダーシリーズ三作目の作品でもある特撮作品です。

 

 ある日、海洋科学者「神啓太郎」教授は日本壊滅を狙う大国の連合組織「GOD機関」より組織への加入を迫られます。

 それを拒否した神教授は報復としてGODから重傷を負わされます。父を助けようとした「神啓介」も巻き込まれて殺害されてしまいます。

 瀕死の神教授は最後の力を振り絞り、敬介にサイボーグ手術を施し、深海開発用改造人間「カイゾーグ」として蘇らせ、「仮面ライダーX」の名前を与えられます。

 父の意志を継いで日本壊滅を企むGODと戦う決意をした敬介の前にかつての恋人「水城涼子」がGODの一員として姿を見せます。そして、彼女と同じ顔をした謎の女性「霧子」が敬介を助けてくれます。

 涼子がGODに組する真意と霧子の正体を確かめるため、1号や2号、V3やライダーマンの協力者だった「立花藤兵衛」と協力し、敬介はGODへと立ち向かいます。

 

 今回は前二作とは仮面ライダーのスタイルを変える、という事をテーマとして作られた仮面ライダー

 「レッドアイザー」や「パーフェクター」を利用した変身プロセス。

 専用武器の「ライドル」など、前二作の仮面ライダーでは見られなかったメカニカルなイメージを盛り込みつつも、仮面ライダーらしさを残すためにマスクのデザインという記号的な要素を残しつつも新たな装いにした仮面ライダー、それが仮面ライダーXです。

 機械的な武器を使う仮面ライダーのパイオニア的な存在であります。

 他にも1話完結話ではなく、継続した話もあったり。仮面ライダーとしては初の主人公のライバル役として「アポロガイスト」の登場。巨大な敵「キングダーク」など今後の仮面ライダーシリーズに影響を与えた要素がXには多く含まれています。

 しかし、新たな事にチャレンジしたと同時に、今作は仮面ライダーという作品のマンネリズムに苦戦した作品でもあります。

 まず神啓太郎役の田崎潤さんのスケジュール問題にぶつかりました。

 神啓太郎は自分の死後、人格を海底基地「神ステーション」に移植して今度からはこの基地を拠点として活動するんだ、と敬介に言うのですが、次の回で敬介が弱音を言ってきたため、敬太郎は啓介に失望したという形で神ステーションは何と開始2話目にして自爆してしまいます。

 続いて水城涼子と霧子も番組の路線変更で8話で二人とも死亡。序盤にして仮面ライダーXならではの新要素がどんどん捨てられていく事態となってしまいました。

 アポロガイストも8話で登場し、14話で退場。しかし、人気が出たため、16話で復活、などなど色んな路線変更やら放送中にスタッフたちが試行錯誤した仮面ライダーでもあります。

 

 神啓介は将来は船乗りを目指し、沖縄の水産大学に通っている生徒。

 物静かな性格ですが、内に熱いものも秘めている青年。洞察力も高く、いち早く敵の罠に気付く事ができる読みの鋭さも持ち合わせています。

 早くに母を亡くしているため、母がいなくても強い子になって欲しいという思いから啓太郎は敬介に幼い頃から空手や柔道、剣道、水泳などを教え込みました。しかし、啓介はそれでも精神的には優しさやナイーブな一面を持ち合わせた若者に育ちました。

 啓介はその過去の経験もあってか、頑固な父とは顔を合わせる度に喧嘩をしてしまいますが、それでも血の通った親子であるため、表にはなかなか出さないものの、尊敬の念を抱いています。

 

 アポロガイストはGODの殺人マシーンの異名を持つ、GOD秘密警察第一室室長。

 人間形態では印象的な白いスーツと黒ネクタイの青年として啓介の前に度々姿を現し、挑発します。

 冷酷無比で作戦成功のためなら手段を選ばない性格で、その残虐さは敵味方問わず発揮。

 役に立たない怪人には懲罰や死刑を執り行ってもいいという身内制裁の権限を持たされているため、味方からも恐れられている存在でもあります。

 

 強大な悪、GODの陰謀に立ち向かう仮面ライダーX。気になった方は是非見てみて下さい。それでは!