
今回紹介するのは「最強ロボ ダイオージャ」です。佐々木勝利監督らがサンライズにて制作したロボットアニメです。
「エドン国」は周辺の51惑星を平定した「イプロン星系」に所属する星間国家。エドン国の王位継承者は16歳になるまでにすべての領地(同盟星)を巡る視察の旅に出る義務がありました。
城での堅苦しい生活が嫌いな王子「エドワード・ミト」はこのしきたりを利用し、14歳という前例より早い時期から身分を隠しての星巡りに大喜びで出発します。旅の道連れは教育係の「デューク・スケード」と武術指南役の「バロン・カークス」、くノ一の「フローラ・シノブ」。
一見平和に見えた諸国でしたが、見せかけの平和の裏ではそれぞれの為政者による悪事が横行していました。ミト王子は合体ロボ「ダイオージャ」を駆り、領民を苦しめる悪人共を成敗していきます。
カークス「控えぃっ、控おろう!ここにおられるお方をどなたと心得る!?このお方こそ、トクガー16世!エドワード・ミト王子なるぞ!」
ミト「弱きを泣かす不届き者よ、天に代わりて成敗致す!」
ダイオージャは水戸黄門がモチーフとなっている作品でミト王子が身分を隠して「ミート」を名乗って困っている市民から街の現状を聞いて理解。その上で虐げられている人たちを助け、自らの身分を明かし、ダイオージャで敵を倒す、という元ネタに沿った様式美なストーリーとなっています。王子の偽物ネタや、王子の正体を知る暗殺者など元の水戸黄門にもあるお話もちゃんと抑えてあるのも特徴です。
お話は1話完結で、しかも何とレギュラーの敵役が存在しません。この頃によくある例えお話を見逃したとしても問題なく見られる作りになっているんですね。かといって、中身がない話かと言われるとそんな事はなく、ミト王子は今までの旅の経験からとある結論へと辿り着きます。
ダイオージャはミト王子の乗る「エースレッダー」、スケードの乗る「アオイダー」、カークスの乗る「コバルター」の3体のロボットが合体した姿でミト王子の「クロス・トライアングル」のコールでダイオージャへと合体します。レギュラーの敵がいない事や、タイトルの名の通り、最強ロボで作中負けた事はありません。
ミト王子は世間知らずな故、好奇心旺盛で我儘な性格。しかし、彼は王族らしく根は真面目で情に熱い性格でもあります。その持ち前の明るさやコミュニケーション能力の高さで人と関わりやすく、虐げられている民たちから事情を聞くのに適している人物です。彼がこの旅で色んな星の事情を知っていき、どう捉え、何を学んでいくのかがダイオージャの大事な部分となっています。
ヒロインのフローラ・シノブは人気のあるキャラクターで水戸黄門でいうと風車の弥七に位置するキャラクターです。本来は王妃の護衛役なのですが、王妃の命を受けてミト王子を支えていきます。
護衛や戦闘以外にも情報収集に長けており、そんな旅を続ける中でミト王子とシノブは互いに想いを寄せ合う事になっていきます。
ただ、彼女は王子との立場の違いや主従関係など、自らが低い身分にある事を気にしている所があります。ですが、ミト王子はそんな事は気にせずに自然に相談に乗ったり、親身になって彼女と接してくれるのです。
今までの旅でミト王子が最終的に出す結論とは?「その目で然と見よ!」
気になった方は是非見てみて下さい。それでは!