
今回紹介するのは「伝説の勇者ダ・ガーン」です。谷田部勇者ロボシリーズ三作目の作品となります。
主人公・高杉星史は緑ヶ浜小学校に通う小学5年生。父は地球防衛機構軍「GDO」の高官。母はテレビアナウンサー。二人とも多忙で星史は基本的に一人で家に暮らしていました。ある日、未確認飛行物体が日本に近づいていると騒ぎになり、学校は休校になってしまいます。星史が幼馴染の「ひかる」と下校している最中、報道されていたUFOが出現。街に攻撃を開始します。燃え上がる街を見た星史は攻撃の余波を受けて気絶したひかるを抱えて呆然とします。そこへ星史に対して「オーリン」と名乗る不思議な声が呼びかけてきます。すると厳光寺の仏像の額に嵌められていた勇者の石が覚醒し、「ダ・ガーン」が目覚めます。こうして、星史の地球警護隊隊長としての地球を守る戦いが始まります。
今作の敵は「オーボス軍」で戦う敵幹部毎に話が展開される構成です。最初は「レッドロン」。次に「ブッチョ」と「レディピンキー」。そして、「ビオレッツェ」と戦っていきます。レッドロンが途中で復帰したり、謎のロボット「セブンチェンジャー」が現れたりという工夫もあります。
星史は前半で友人だと思っていた人に裏切られる展開があって、その後、若干人間不信になってしまうんですね。なので父が所属するGDOや、オーボス軍に故郷を滅ぼされたという「ヤンチャー」に協力を求められてもすぐに信じられなかったり、地球を守れないかもしれないと涙したりと過酷な場面に立たされる事が多い主人公でした。地球警護隊である事を周りに隠しているため、相談できる相手も身近にいなかったのでつらい目に遭う事が多かったですね。
ダ・ガーンの他の仲間たちは飛行部隊の「セイバーズ」と地上部隊の「ランダーズ」。後に追加される「ガ・オーン」と「ホークセイバー」という構成です。ダ・ガーンは交番のパトカーなので星史の近くにいますが、セイバーズとランダーズは別の場所でパトロールをしていたりするので普段は星史とは一緒にいません。警護隊のメンバーだと「ビッグランダー」が目立ってましたね。星史のその場の誤魔化しで言った生理現象についてをメンバー内で大真面目に語り出すダ・ガーンたちは見ていて面白かったです。
敵キャラクターも魅力的でビオレッツェが特に良かったですね。オカマ口調で有能なところもあるけど、ちょっと抜けてるところもあるという塩梅が良かったです。ヤンチャーとセブンチェンジャーの正体を見抜く話が特に印象的です。
谷田部勇者ロボ最後となる作品。気になった方は是非見てみて下さい。それでは!