
今回紹介するのは「Fate/EXTRA」です。Fateシリーズの一つでプレイステーションポータブル専用ソフトで発売され、今年で15周年を迎えました。
(※英雄の真名はネタバレになるので伏せて紹介します。セイバー、アーチャー、キャスターという風に。)
西暦2032年。月面に人類のあらゆる叡智を超える物体「ムーンセル・オートマトン」が発見されます。それはあらゆる事象をコントロールすることが可能な力。意思ある者が手に入れれば、世界さえも掌握できる万能の願望機「聖杯」に匹敵する物。それを求めて、世界各地の組織や勢力がムーンセル・オートマトンの作り出す霊子虚構世界「SE.RA.PH」にアクセス。ムーンセル・オートマトンが自身に相応しい担い手を選別するために「聖杯戦争」を行います。
SE.RA.PHによって作り出された月海原学園に通う学生である「岸波白野」はある日、世界の違和感に気付きます。今までの学園生活はSE.RA.PHによって運営される聖杯戦争の予選であり、制限時間内に元の記憶を取り戻さなければ脱落してしまうルールが定められていました。白野は予選最終段階まで何とか辿り着けますが、健闘虚しく倒れてしまいます。それでも最後まで諦めずに立ち上がろうとする白野の前に運命が舞い降ります。
今作は男主人公か女主人公かを選択した後、自分のサーヴァントを三人の中から選択し、そのサーヴァントをパートナーにして聖杯戦争に挑みます。赤いドレスのセイバー、白髪の赤いアーチャー、狐耳のキャスターの中から選択できます。初心者の方はセイバー、中級者の方はアーチャー、上級者はキャスターといった感じです。
筆者は最初はキャスターで攻略していたのですが、途中でヒロインの一人であるラニという魔術師のサーヴァントと戦った時に何度も負けました。防御しても貫通してやられてしまうので何とか勝てはしたものの、苦戦しましたね。
決闘形式は一試合が七日間用意されていて、期間以内にレベル上げや相手の真名に関するアイテムを集め、最終日に決闘する、という流れになっています。
EXTRAはフリーマップがないのでモラトリアム中に効率的にレベルアップさせないといけません。アタック、ガード、ブレイクの三すくみのコマンドゲームで、敵が何のコマンドを選択したかはわからないんですね。なので油断してるとレベル上げをしている最中にゲームオーバーになってしまう事もあります。
行動にはパターンがあって、何度か戦っていると相手のコマンドが全開示されて安心して戦えます。サーヴァントの場合は真名を明らかにすれば相手のコマンドが一部表示されて有利に戦えます。
EXTRAはモブの聖杯戦争参加者の会話も面白いです。カップルで参加した者や強者のオーラを放つ生徒など個性派揃いです。中にはどんどん荒んでいくモブもいて、この聖杯戦争が命懸けのサバイバルゲームなのだ、と演出してくれる大事な存在です。
今PSPで遊ぶのは難しいかもしれませんが、現在リメイク作品である「Fate/EXTRA Record」が制作中です。Fateはどれを先に見たら、やればいいかと思ったら今作でも充分入門になります。興味が湧いた方は是非やってみて下さい。それでは!