
今回紹介するのは「機動戦士Zガンダム」です。機動戦士ガンダムの7年後のお話で今年で40周年となりました。
主人公カミーユ・ビタンは港に来るブライト艦長に会うために柔道部を病欠してまでヒロイン、ファと共に会いに行きます。そこでカミーユは連邦のエリート部隊「ティターンズ」のジェリド・メサと出会います。ジェリドはカミーユの名前を聞いて思わず「女の名前なのに…何だ、男か」と挑発してしまい、カミーユはジェリドをぶん殴ります。公務執行妨害でカミーユは捕まり、尋問されます。そこで反連邦組織「エゥーゴ」が新型ガンダムを脱脂するためにコロニーに侵入。その騒ぎに乗じて逃げ出したカミーユはガンダムMk-Ⅱ 3号機を奪取。こうしてカミーユは後戻りできなくなり、エゥーゴのクワトロ・バジーナたちと共にコロニーを後にします。
Zガンダムは政治描写が難解でして、ガンダムって難しいよね、と言われる所以だと思われます。シャアが味方になってたり、連邦がザクやモノアイ系MSを使っていたり、エゥーゴとティターンズが敵同士なのに一緒に会議に参加してたりと最初に見たら困惑すると思われます。
簡単に言うとティターンズはジオン残党を目的にエリートを掻き集めた部隊。エゥーゴはティターンズは過激過ぎる、やり過ぎだと反抗するために作った新たな連邦でジオン残党も参加している。要するに内輪揉めの話です。ティターンズじゃない普通の連邦軍も健在で、のちにミネバとハマーン率いるアクシズも現れるなど、組織がたくさん存在します。
でも、難解だからこそ、見る甲斐があるというか、何度見ても新たな発見があり、調べ甲斐がある作品でもあります。
よく前作主人公が現行主人公の活躍を取ってしまう事があるんですが、今作のアムロは良いバランスでの登場でした。7年のブランクがあって、宇宙には行かずに地球のみの出番で乗機もリック・ディアスやディジェでした。リック・ディアスでもアムロは強く描写されていても、けれどもカミーユの出番を取る程の活躍ではないという良い塩梅でした。「人の善意を無視する奴は一生苦しむぞ」と自分の経験則に基づいた、カミーユに助言するシーンが筆者は好きですね。
劇場版が三部作あるのですか、劇場版はどうしてもカットされてしまう場面が多いので先にテレビ版を見た方がいいと筆者は思います。機動戦士ガンダムZZもその内紹介できたらな、と思っております。それでは。