
今回紹介するのは「探偵学園Q プレミアム」です。探偵学園Qの後日談を描いた短編作品です。
前作はこちら
キュウ、リュウ、メグ、キンタ、カズマのQクラス五人が高校生、中学生となってちょっぴり成長して帰って来ました。
伝説の名探偵・団守彦の意志を継ぎ、一人前の探偵になるための修行に励むQクラスに休息はありません。
花に埋もれたヴァイオリニストの謎。東京→京都→大阪、鉄壁のアリバイライン。密室トリックに秘められたもう一つの謎。次々と起きる事件を5人の力で解き明かせ!
今作は探偵学園Qがドラマ化した際に短期集中連載として復活した短編集、キュウたちの後日談を描いた作品です。
「旋律のアリバイ」「タイムリミットに挑め」「愛と哀しみの密室」の三本立てとなっております。
他三人には隠していますが(バレバレ)付き合い始めたキュウとメグ。
背負いものがなくなって行動に余裕が出たリュウ。
背が伸びてもうキュウを追い越そうとしているカズマ。
元々年長者のキンタは変わらず。
まだまだ駆け出しの探偵たちなものの、それぞれ少しずつ前に進んだキュウたちを見る事ができます。
キュウたちだけではなく、団先生の意思を継いで校長になった七海や他の先生たちや、相変わらずQクラスの面々に対抗意識を燃やすAクラスの面々、冥王星の生き残りケルベロスの動向など、短編という短い尺ながらも多くのキャラのその後をたくさん描いています。
旋律のアリバイはキュウとメグがお忍びデートをしにヴァイオリンコンクールに行く話。
メグの小学校からの友達である盲目の少女であり、将来有望のヴァイオリニスト「星名すばる」を応援するために行く事になりました。
しかし、メグの勘違いですばるの演奏は次の日だった事が発覚。せっかく来たので他の優勝候補三人の演奏を聴く事になります。しかし、その三人はコンクールの優勝の座を巡ってバチバチ状態。
そこで参加者の一人「雨月音美」が襲われ、命には別状はないものの、右手を大怪我するという傷害事件が発生。
雨月はたくさん散らばる花の中で倒れていたという奇怪な状況でした。
キュウとメグは怪事件の解決に乗り出します。
タイムリミットに挑め!は片桐先生が担当していた、大学野球の投手が引き起こした殺人事件。
片桐先生がその人物の動機と殺人現場の近くで得た証言から重要参考人を挙げて警察に後を任せる事にした事件だったのですが、警察が捜査を続けていたところ、ここに至って容疑者「才川元」の完璧なアリバイが出てきてしまいます。
片桐先生は別の事件を追っていて沖縄にいるのですぐには東京に戻れないため、代わりにキュウたちQクラスが担当する事になり、現場に向かいます。
キュウたちは次々と定時される才川のアリバイの数々に対し、矛盾点を探し出して突き付けます。
愛と哀しみの密室はキュウたちQクラスが中学校に捜査に出向く話。
ある日、団探偵社に匿名で告発の手紙が届きました。
講談中学校の一年B組の担任で生物教師「鮫川鋭ニ」は特定の生徒をいじめの対象にして、クラスの笑い物にする最低の教師でした。
このままじゃそのいじめられている生徒は自殺するかもしれない。
この手紙に基づいて若干の調査を行なったところ、鮫川は以前いた学校でも告発を受けていた事が判明。
その上、彼の管理する生物授業用の小動物が残酷な虐待を受けていた事も判明。
まだ警察が動くような事件は起きていませんが、DDSとしては放置してはおけないと結論。
キュウたちは堂々とQクラスを名乗って正面から乗り込む事を許可され、学校側にも調査の申し込みが済ませてあるため、現場に向かいます。
そして、鮫川は密室内で何者かによって殺害されており、キュウたちはその犯人を捜し出します。
そして、三つの事件を終えた後に始まるキュウたちの新たな戦い!探偵が諦めたら、事件は迷宮入りなんだ!気になった方は是非読んでみて下さい。それでは!