星川レオの作品研究・紹介室

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ザ・ミラクル オブ ザ・ゾーン MOZ 召喚王レクスⅡ

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 今回紹介するのは「ザ・ミラクル オブ ザ・ゾーン MOZ 召喚王レクスⅡ」です。コミックボンボンにて連載されていた召喚王レクスの続編作品で今年で25周年を迎えます。

 

前作はこちら

leohoshikawa.hatenablog.com

 

 バザズーの戦いから数ヶ月。グリフワールに再び平和が訪れました。レクスと共に戦った勇士たちはグリフワール再建のため、各地に散っていきました。そして、レクスもまた大地の国のアースン城へと戻っていきました。父王ガーフィル亡き後、アースンの王子としてレクスは国を立て直すために休む間もなく働いていました。ある日、レクスの元に出場者が三人一組のルールで開かれる「シェルドラド召喚王決定戦」の招待状が送られてきました。参加を悩んでいたレクスの元に「早田剣之介」率いる「剣人党」が勝負を挑んで来ました。バザズーを倒した事で調子に乗ったレクスは召喚獣たちに失望され、召喚を拒否されてしまいます。呆れた剣之介たちはその場を去り、レクスは「アスティナ」から愛剣の召喚剣を取り上げられてしまいます。自分を改めて鍛え直すため、召喚獣との絆を取り戻すため、残り二人のチームメンバーを捜すためにレクスは再び旅に出る決意をします。

 

 前作は皇帝バザズーを倒すために仲間と共に強くなる冒険ものでしたが、今作は「大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE」のカードゲームをメインとしたストーリーとなりました。「遊戯王」と似た経緯ですね。レクスはサーカスに売られそうになった貝獣族の少女「ラッピー」と生き別れの母を捜す謎の少女「ルル・キャンベル」と共にチームで大会に出場し、切磋琢磨する物語となっています。

 

 今作は完全にカードゲーム物に切り替わったという訳ではなく、召喚王レクス完結のための要素が物語中に散りばめてあります。目的のためなら殺人をも厭わない謎のチーム「闇外道」。果たして彼女たちの目的は何なのか?彼女らのバックで暗躍する存在とは一体誰なのか?が重要になっています。

 

 1巻はレクスが修行し、新たなデッキを手に入れる準備回。2巻が大会本戦。3巻が黒幕との最終決戦という構成です。前作に引き続き、レクスの成長や努力する姿が、失望された召喚獣たちとの繋がりを取り戻すだけでなく、新たな召喚獣との出会いにも繋がるという少年漫画らしい展開となっています。

 

 絶版なのが勿体ない程の良い作品です。復刊か配信で多くの人の手に行き渡る事を願いたいですね。それでは!